Pieces/ピーシーズ
何の取り柄もない平凡な40代主婦がパートの苦悩を中心に、子供のことや日々のできごと、ブログ運営などについて語るブログです。
パート

工場のパートの面接に行ってきました。求人票と違う点が多数あり、とまどった話。

パートの就活中の私は、ハローワークで見つけた工場勤務と事務職のパートに応募し、履歴書を送りました。

2社とも書類選考に通過したと電話連絡がきて、面接をして頂けることになりました。

工場勤務のパートの面接に行ってきました

まずは先に連絡を頂いた工場勤務のパートの面接に行ってきました。

こちらの会社の求人票に書かれていた条件は

・9時から17時までの勤務。雇用形態はパート。

・土日祝、GW、お盆、年末年始はお休み。

・残業はなし。

・ボーナスは会社の業績に応じて年間20万円位支給される。

・社員数は200人以上いるのに、パートは20人ほどしかいない。

社員は30代女性が多く、パートは40代以上の女性が採用されやすいとハローワークの職員さんから聞いていました。

今までは夫の扶養範囲内で働いていましたが、この会社に勤めることになれば、扶養からは抜けることになります。

今まで1日4時間、週5日勤務だったので、体力が衰え、日々頭痛や肩こりと格闘している今の私が、フルタイム勤務で働く自信は正直ありません。

でも条件はとてもよかったし、将来性のある安定した会社なので、もし採用されれば頑張ろうと思い、面接に向かいました。

事前準備はバッチリしました。

どのような準備をしたかは、また後日ブログに書きます。

会社に着き、まずは電話連絡をくれた総務の方が出迎えてくれました。電話での印象そのままのとても感じのいい方でした。

でも残念ながらその総務の方は面接官ではないそうです。現場の直属の上司となる方、三名と面接をするとのことでした。

パートの面接で面接官に聞かれた質問

応接間で待つこと数分。面接官三名が来ました。

挨拶と自己紹介をし、面接官が履歴書に目を通し、まず最初に聞かれた質問は

「転職回数が4回と多いですが、どうしてこんなに多いのですか?」ということでした。

結婚する時に正社員として働いていた会社を辞め、結婚後はずっとパートとして働いていたので、妊娠するたびに辞めていました。パートだったので、育休制度なんてなかったからです。でもパートなんてライフスタイルが変わったり、自分に合わない会社だと思ったりよりよい会社を見つけた時は辞めることなんて、ごく当たり前のことだと思っていました。

夫や夫の上司に「製造業などは転職回数が多い人は嫌がるよ」と言われていたので、ある程度覚悟はしていましたが、そのことについて面接で初っ端からかなり突っ込まれてしまったので、最初から動揺してしまいました。

私は今まで辞めた会社は全て理由があるので、それをきちんと話しても面接官は納得いかない顔をしていました。

その後、「残業はできますか?」と聞かれ、「できません。」と言うわけにはいかないと思い、「急な残業は厳しいですが、前もって言って頂ければ1時間程度ならできます。」と答えました。

そしたらなんと!「1時間しかできませんか?」と言われたのです!

求人票には残業はなしって書いてあったのに!

2時間残業すれば、19時になってしまいます。9時から19時まで働くなんて、とてもじゃないけど無理です。息子はまだ小学生なのに。祖父母にも頼ることはできないし…。

しかも求人票には土日祝はお休みだと書いてあったのに、毎週ではないけど土曜日も出勤することがあると言われました。

求人票と話が全然違う…。

困った顔をしているのが、明らかに面接官にも伝わっていたと思います。

その後も求人票には「10キロ程度の重い荷物を運びます。」と書いてあったのに、実際は20キロだと言われました。

10キロと20キロでは全然違うんですけど!!

他にも目を酷使する検査を担当してもらうこともあると言われ、私はドライアイなので目がすぐにショボショボしてしまうので、それは無理だなぁと思ったり…。

とにかく、求人票に書かれていたことと違う点がたくさん出てきたのです。

パートの面接。求人票に記載されていた条件とあまりにも違った

面接を進めていくと、実際の労働環境はハローワークの求人票に記載されていた条件とあまりにも違うことばかりだということがわかってきました。

面接の途中で私、諦めてしまいました。

「この会社では働きたくないな。」

「面接、受からなければいいのに。」

最初は「絶対この会社で働きたいです!」と張り切って面接していたのに、段々とテンションが下がっていって諦めモードになっていったことを、面接官は見抜いていたと思います。

それでも最後まで、きちんとした対応をしたつもりですけどね。

「他にも応募者がたくさんいるので、結果連絡は1週間ほどお時間を下さい。」と言われ、工場の面接は終わりました。

この工場では働きたくないという気持ちが大きくなり・・・

家に帰ってからも、「やっぱりあの会社では働きたくない。不採用ならいいのに。」とずっと思っていました。

夫には、「採用されても辞退するつもり?働いてみてから、どうしても無理だったら辞めればいいんじゃないの?」と言われたけど、やっぱりあの会社では働きたくない。

息子にも「7時まで一人で留守番するのは嫌だ( ;∀;)」と言われました。

9時から19時まで働くなんて、私には無理。

採用されることは絶対ないだろうけど、万が一採用されても夫を説得して辞退しよう。

第一希望の事務職の面接もこれからあるし、今回は面接の練習をしたと思うことにしよう。

それに他にもパートの募集をしている会社はたくさんあるのだから、もっと自分に合う会社が他にあるはずだ。

面接で私にはこの会社で働くことは無理!と思った直感を信じよう、そう思いました。

「求人票に書かれている良い情報ばかりを鵜呑みにしてはいけない」ということを学んだ面接となりました。