入学や進級をして新しい環境になることは、子供達はもちろんのこと保護者もドキドキですよね。
新クラスの発表は子供達にとって一大事です。
「仲のいいあの子と一緒のクラスになれるかな?」
「嫌いなあの人や、苦手なあの人とは一緒になりたくないな…」
など、子供達はいろいろな思いを抱えながらクラス発表当日を迎えます。子供だけでなく親も同じ思いですけどね…。
私達が学生の頃は、クラス替えは運に任せるしかありませんでした。
「好きな人と一緒のクラスになれますように!」とおまじないに頼ったり(;’∀’) 皆さん、やりませんでしたか?
しかし現代はちょっと事情が違うようです。
嫌いな人や苦手な人がいたら先生は配慮してくれるの?
答えは「配慮してもらえます!」※ただし、学校によって違いはあります。
この記事では私が実際に経験したことや知人の体験談をお話します。
入学進級時のクラス編成嫌いな人や苦手な人と違うクラスにして欲しい
子供が頻繁にトラブルを起こしてしまうような相手や、どうしても相性が悪くてその子がいるとスムーズに学校生活が送れないというような場合は、違うクラスにして欲しいと先生にお願いすることができます。
ただ単に「嫌いだから」とか「苦手だから」などの理由では受け入れてもらえませんが、ケンカをふっかけられたり、何度も嫌がらせをされたりし、精神的苦痛を与えられた場合などは先生に相談してみましょう。
今の時代は、子供同士のトラブルが起きることを、先生方もできるだけ未然に防ぎたいので、学校側でかなり配慮してくれるそうです。
※全国、全ての小中学校でそのような配慮があるかどうかはわかりませんが、我が家の子供達が通っている公立小中学校では、保護者の意見をかなり聞き入れてくれます。
だからと言って、何人もの人をあげては聞いてもらえません。せいぜい1人か2人でしょう。集団でいじめを受けていた場合などは例外もあるかもしれませんが…。
逆に、「大好きなあの子と一緒にして欲しい」というお願いはあまり聞いてもらえないそうです。
発達障害のある子や、学校生活をスムーズに送るのが困難な子の場合は、仲の良い子と一緒にしてもらえることもあります。
子供のクラス替えに不安を抱えている保護者の方は、先生に相談することをお勧めします。
相談する時期はいつがいい?
2学期に行われることが多い個人懇談の時に相談し、先生にお願いするのがベストです。
私の子供が通っている小中学校では、みなさんそうしています。
「こういった理由で、〇〇さんとは違うクラスになるよう、配慮して頂けると有難いです」と伝えるといいでしょう。
ただ、連絡帳に書くことだけは絶対にしてはいけません。
その連絡帳が誤って他の人の手元に渡ってしまうこともあり得るからです。
同じ理由でお手紙に書くこともやめた方がいいでしょう。
直接話をする分にはボイスレコーダーにでも録音しない限り証拠は残りませんが、紙に書いてしまうとバッチリ証拠が残ってしまいます。
担任の先生が頼りない人なら、校長先生や教頭先生、学年主任の先生に相談することをお勧めします。
中学校はクラスより部活の方が大事
中学校は毎年クラス替えのある学校も多いですし、3年間しかないので、あっという間に終わってしまいます。
クラスの人数は多いので、1人位は気の合う友達ができるものです。
中学校の場合、クラスよりも部活が一緒の子の方がはるかに長い時間共に過ごします。特に運動部。
保護者も中学生になると、参観日など毎回行かない人もたくさんいますが、運動部の場合は応援や保護者の当番などがあり、どうしても関わることが多くなります。
なので本当に嫌いな子がいる場合は、一緒の部活に入らないようにしましょう。
嫌いな子が何部に入るのか、よくリサーチすることが大事です!
まとめ
子供を守るのは親の役目です。
でもあまりも親がでしゃばり過ぎてしまい、子供の交友関係の幅を狭めてしまうのも、もったいない事です。
ある程度社交性があり、上手くやっていけるような子の場合は、特に何も言う必要はありません。
子供が不安に思うことなく、楽しく学校に行けるよう、我が子にとっての最善策を考え、親はできるだけのことをしてあげたいですね。