Pieces/ピーシーズ
何の取り柄もない平凡な40代主婦がパートの苦悩を中心に、子供のことや日々のできごと、ブログ運営などについて語るブログです。
子供のこと

映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』は40代主婦と10代娘が一緒に楽しめる最高の映画だったハナシ。

話題の映画『SUNNY 強い気持ち・強い愛』を中学生の娘と一緒に見に行ってきました!!

ストーリーは簡単に説明すると、「90年代の音楽がテーマの映画で、がんに冒されてしまう仲間との友情の話」です。

篠原涼子さんと広瀬すずちゃんが主人公の「奈美」を二人一役で演じます。

この映画、本当に素晴らしかったんですよ。なので一人でも多くの方に見て頂きたいので、私はあらすじはこれ以上はここに書きません。

ルーズソックスやアムラー、コギャルなどが大流行した、女子高生が日本のトレンドの中心となっていた90年代。

私は90年代に女子高生だったけど、この映画の舞台は私より少し年下の人達の話ですね。

私の通っていた高校は共学で一応進学校だったので、こんな感じではありませんでした(;’∀’)もっとマジメな高校生でした。

映画は序盤から涙涙の展開です。娘もずっと鼻水をズルズルとすすっていて…。

笑える場面もたくさんあったけど、ほぼ泣きながら二人で見てました。

音楽は、90年代の懐かしい音楽が満載。娘は「そばかす」以外知らなかったみたいですが。

私は「SWEET 19 BLUES」が、10代の時の安室ちゃんの、まだあどけなさが残っていて、可憐ではかなげな歌声がとても印象に残りました。当時はこんな歌声だったんだなと。最近テレビで見る映像では、力強いパワフルな歌声ばかり聴いていたので、すごく新鮮な気持ちで曲を聴くことができて。

90年代の音楽は今聴いてもいい曲ばかりですよね。

私は今は音楽は特定のアーティストの曲しか聴きませんが、昔はいろんなアーティストの音楽を聴いていました。

90年代はHEY!HEY!HEY!やうたばん、ポップジャムなどおもしろい歌番組が多かったですよね。好きなアーティストが出なくても、毎週かかさず見ていました。

暇さえあればカラオケに行って。友達とCDを貸しあったりして。ウォークマンを聴きながら通学したり。

音楽がかかせない日常でした。

「この曲を聴くとあの思い出がよみがえる。」「この曲を聴くと〇〇ちゃんを思い出す。」そんな思い入れのある曲が90年代の楽曲にはたくさんあります。

懐かしい音楽と思い出にたくさん出会える映画です。

映画を見終わった娘の感想。

「めっちゃ泣いた。最初からずっと泣いてたよ。いい映画見つけてくれてありがとう。」

そう言ってくれました。

私の子育て論は「勉強や部活はそこそこでいいから、学生時代は恋愛と友情を思いっきり楽しみなさい。少女漫画みたいな恋をたくさんして、一生付き合える友達を見つけること。」です。異性である息子の子育て論はまた違うのですが、娘には中学生になる前から、ずっとそう言い続けています。

私自身、学生時代は将来への不安なんて感じたことはありませんでした。どんな職業にでも就けると思っていたし、夢と希望にあふれていました。

私は家庭環境があまりよくなかったのですが(父親に暴力を受けて育ったので)、中学、高校時代ととてもよい友達に恵まれたので、学生時代は本当に楽しく過ごすことができたのです。友達に恵まれなければきっと道を踏み外していたと思います。

学生時代、決していいことばかりではない。辛いこと、涙することもあるけど、いい友達に恵まれれば楽しいことの方がきっと多くなる。

勉強や部活、スポーツなどは大学生や社会人になってからでもできるから、中学・高校時代はたくさん恋愛して一生付き合える友達を見つけて、楽しく過ごして欲しい。

私が母親として娘に教えてあげられることはそんなに多くはないけど、これだけは絶対に伝えたかったことでした。

この映画を見ることによって、私が娘に伝えたかったこと、十分に伝わったと思います。

「高校生ってこんなに楽しいんだね!」

「6人組っていいね。私もこんな仲間ができればいいな。」

「恋愛も友情も思いっきり楽しむってこういうことなんだね。」

映画を見終わったあとの娘の顔、キラキラしていました。

「今まで見た映画の中で一番よかったよ。(前回見た)となりの怪物くんは一回見ればもういいやって思ったけど、SUNNYは何回でも見たい。」と。

私も、もう5年以上会っていない高校時代の友達にLINEしようと思いました。

青春時代を一緒に過ごした友達は今でも大切に思ってるし、実際に会えなくても思い出が忘れられない宝物になっています。

『SUNNY 強い気持ち・強い愛』この映画は私が見たいと思っていた映画ですが、私にとっては娘と一緒に見ることに意味がある映画でした。

私達のように40代らしきお母さんと小学校高学年~中学生位の娘と一緒に見に来ている親子がたくさんいました。

もちろん40代らしき男性や女性が一人で見に来ている方もいました。

10代の娘さんがいらっしゃるお母さんには、是非娘さんと一緒に見てもらいたい映画です。

ベテラン女優陣は皆さん演技がすごくうまいし、若者達はみんなかわいいし、笑って泣けて思い出に浸れる、素晴らしい映画です。映画代大人1800円+小中学生1000円 合計2800円払う価値は十分にあります。

感動して泣きっぱなしだった娘と私。

でも、映画を見終わった後に二人が一番感じたことは

「池田エライザちゃん、美人すぎ!!!」でした。

親子だから好みが似ているのか…。

二人でエライザちゃんについて検索しまくりました(;’∀’)

すっかり池田エライザさんの虜になってしまった母娘でした。